事前確認無料実施~完遂後記1/3~

一時、月次、復活と、結局、事前確認を一年に渡り行い続けましたが、最後の方の事業復活支援金の事前確認中に「なかなか無料のところが見つからなくて」というお話を何度か聞きました。

そこで今更ながら現状をネット検索してみました。すると確かに無料とは書いてあるけど予約しずらいなという感覚を覚えました。例えば、

  1. 事前確認基本無料
  2. 事前確認は無料(申請代行は5万円)
  3. 諸事情により終了しました。

という記載が多かったかと思います。

事前確認の無料が見つからない?

1は事前確認に付随して費用がとられそうで全くそそりません。

2は結局申請代行に誘導されそうで、頼みずらいかなと感じます。

とはいえ1,2は商売・事業者として、当然な記載方法です。しかし希望者からしてみれば無料の事前確認をやっている良い確認機関が見つからないということになり得ます。

3は事情の一つとして、事前確認の希望者に冷やかし(確認機関から見たときの捉え方の一つとして)が多すぎて業務に支障をきたしたか、気持ちがついていかなかったものがあると思います。

希望者の事前確認機関に対する考え方

事前確認の面談に対する事業者の姿勢はまちまちです。しかし、面談を希望する方々が、事前確認に必要な書類は明示されているのに面談の時に何も用意がない。多くの時間をかけたのに結局、給付要件を満たす書類が無かった。いたずらなど。こういったことが繰り返されれば、確認機関など「無料事前確認など到底継続するのは不可能」に違いありません。

経験はないですが、本申請が通らなくて「事前確認のせいだ」とクレームがあったかもしれません。事前確認と本審査は見ることろも異なり性質が違うので仕方が無い事ですが。。

いずれにしても、無料事前確認を探しずらかったのは確かなようです。

最初はボランティア精神で無料確認をしていたかもしれない(その記載あり)ところ、次第に1~3のようになるのは非常に理解できます。ようは、そういったことを事前に予測して対策をしていたかどうか、気構えがあったかどうかだと思います。

元々本業をWEBでグイグイ営業していた確認機関はその辺を上手に行えていたように思えます。

確認機関として行わない方がよいだろう事

  1. 電話で予約
    電話で予約を受けると、なぜか確認ができない確率が高く、その原因は先に説明した”こういったこと”になってしまうのが殆どでした。おそらく属性の関係だと思います。
  2. いきなり面談
    アポなしでいきなり面談できるようなシステム。面談注意事項に「申請ID取得後、書類を揃えてから」と強調し、繰り返し記載したとしても、それはそれで無料なのでとりあえず受けてみる。となることが多いと思います。さすがに確認機関もアポなし面談を常時行うことはできないので、面談実施中の時間は減るばかりになると思います。
    書類を揃えるのにも時間を要することから、今すぐ事前確認が必要な状況というのは通常では考えにくく、何か希望者に特殊な事情(たった今しがた事前確認が通らなかった、今支援金の制度を知ったばかり、数をこなせばとおるだろうなど)があることが多いです。
  3. 知らずに面談
    確認機関側の情報量のことですが、あまりよく考えずにさらっと事前確認マニュアルだけで面談を行うこと。これは8割オーバーで確認完了ができず、再チャレンジする希望者も少なくなるはずです。

1年間、無料の事前確認を行うのは暇だから?

そんなことはあり得ません。人恋しいから1000回以上のzoomを実施したわけでもありません。

後だしですが、言うならば知識になるからといったところでしょうか。

この知識を一番生かすことができるのは、不備修正で困っている事業者のサポートだと昨日気づきました。

つつく