2022年9月15日時点でPHPバージョンは8.1まで公開されています。

PHPとは

WordPressなどを動かす根幹となるプログラムです。このPHPのバージョンが古いままWEBサイトを運営していると、サイトのハッキングされてしまいます。PHPの7.3以下のバージョンはすでに公式サポートが打ち切られており、古いバージョンのPHPのセキュリティーホールを突き、気づかれないうちにサーバーに悪意のあるプログラムがインストールされていることも。

PHPのバージョンについて

PHPバージョンは、新しいほどサイトのパフォーマンスが向上します。しかし、完全に上位互換性となっていることはありません。動かすプログラムがどこまでのPHPバージョンに対応しているかというのが非常に重要で、現在は7.4もしくは8.0が多くなっています。大抵のプログラムはバージョンアップで新バージョンに対応しますが、きちんとサポートが行われていないプログラムは古いPHPにしか対応しておらず、その分のリスクを抱えることになります。

バージョン別のベンチマーク

WordPressを15人で1000リクエストしたときのパフォーマンスの違い
  • WordPress 5.9・PHP 7.2 のベンチマーク結果:106.56 req/sec
  • WordPress 5.9・PHP 7.3のベンチマーク 結果:108.45 req/sec
  • WordPress 5.9・PHP 7.4 のベンチマーク 結果:110.24 req/sec
  • WordPress 5.9・PHP 8.0の ベンチマーク結果:111.10 req/sec
  • WordPress 5.9・PHP 8.1のベンチマーク結果:163.43 req/sec
    特質すべきなのは8.0よりも8.1は47%もの機能向上が見られます。

    PHPは、新しいバージョンがリリースされた後も一定期間は古いバージョンもアップデートが行われます。しかし、いずれそれらのサポートは終了します。終了後もサーバーでは利用することができますが、これは推奨されません。(新しいプログラムほどPHPのバージョンも新しくなければ動かない傾向があります。)PHP5.×しか使えないプログラムなどは利用を避けて、他のプログラムに変更することをお勧めいたします。

    なお、senryakuサーバでPHPのバージョン切替をご希望の場合はお問合せフォームよりご希望の新しいバージョンのPHPをお知らせください。現在最新の8.1まで対応しています。