平成21年度行政書士試験です。
Xは外務大臣に対して旅券の発給を申請したが拒否処分を受けたため、取り消し訴訟を提起した。これについて、裁判所は旅券法により義務付けられていた理由の提示が不十分であるとして、請求を容認する判決を無し、これを確定した。この場合、行政事件訴訟法によれば、外務大臣は、判決のどのような効力によりどのような対応を義務付けられるか。40字程度で記述しなさい。
行政書士は訴訟ができません。しかし、行政訴訟法は試験範囲になっています。
おそらく、出題の意図としてはいわゆる「法的思考能力」が試されたのだと思いますが、なんともとっつきにくい問題です。