自動車の任意保険の年間保険料は、似たような補償内容であったとしても各保険会社によって金額が異なります。
また、契約者の等級(1~20等級)によっても、保険料の割増引率が決まっています。等級は1年無事故で1等級上がり事故があると3等級下がります。(1等級で108パーセント増、20等級で63パーセント減)
このあたりまでは実際によく聞く内容だと思います。
実はこの他に車の型式別に保険料率というものが決められており、保険料率は対物、対人、車両などの主たる保険にそれぞれ1~19までのクラスが細かく決められています。
自動車を買うときに、この型式による保険料率を参考にする方は少数だと思います。通常、自動車の購入から保険の加入までにそういった説明を受けないからです。ただ、クラス19(リスクが高い車種)はクラス1(リスクが低い車種)の430%だという事を考えると、おざなりにはできません。
この型式別保険料率は保険料率算出機構で調べることができます。
https://www.giroj.or.jp/ratemaking/automobile/vehicle_model/
ただ、クラスは毎年変更されるのが前提です。車を購入するときにクラス1でも3年後には6になっているかもしれません。
このクラスは同じ車に乗っている人達の運転状況などによって、保険会社の負うリスクによって低リスク1、高リスク19と決められます。(事故を起こしやすい人たちが乗る車は高リスク、つまり保険料がUPする傾向が強い)
若い年齢層に人気の車種は、高リスクかもしれません。古くてやたらと大きい車は高リスクになっています。
ご参考までに。