インタネット上で完結できるクラウド会計ソフトの3大大手は、弥生会計、マネーフォワード、Freeeだと思います。支援金の事前確認で1000を超える事業者の決算会計を見てきた限りでは、個人事業者の利用率はFreee会計>やよい青色オンライン>moneyfowordクラウド会計の順に利用率が高かったのは事実です。
この3つのクラウド会計については、それぞれ複数年に渡って利用してきたので、その率直な感想も述べたいともいます。
PCソフトとクラウド会計の比較
その前に、従来からのパソコンにインストールする会計ソフトとインターネット上のクラウド会計の違いについてですが、PC会計ソフトは圧倒的な速さ、つまり動作が速いという点が最大のメリットです。クラウド会計はネットを介してサーバーで処理するという性質上、クリックしても画面の推移にどうしてもワンテンポ以上の遅れが生じます。
時代の経過とともにクラウド会計の動作もかなり早くなりましたが、仕様的にPC会計ソフトに勝る日が来ることは無いと思います。
こういった点で、膨大な仕訳や各種レポートを日々参照するような事業の場合は、クラウド会計は不向きだと考えています。
弥生会計(やよい青色申告オンライン)
支払う料金によって会計ソフトの機能制限を行わないところが魅力の弥生会計。利用者は全プランで会計ソフトの全機能が利用できます。
この点の弥生会計の姿勢は勇逸で、他社はプランにより機能制限を設けており、突然使えなくなった機能を使うためには、上位プランで契約をしなければならないなどの事象が度々生じています。
弥生会計の利用者は、ソフトの機能ではなく、会計サポートの有無や手厚さから3つの年額料金から選択できます。
サーバーの動作も現在は他社に遅れを取ることなく、クラウド会計では快適といえる速度だと感じます。
利用者の利益を一番に考えているクラウド会計だと思います。
マネーフォワード会計
デザインがわかりやすく、個人、法人ともに複数年にわたり利用し、マイナンバー管理の機能も利用しました。
デザインについては、おそらく会計の実務者向けで、「簿記とは何ぞや」といった初心者にはわかりにくいかもしれません。逆に簿記に慣れ親しんだ人にはわかりやすいと思います。
使用しているときには、サーバーのレスポンスが遅いという点が一番のストレスに感じました。
Freee
支払う料金によって会計ソフトの機能が制限されます。今まで利用できた機能が突然有料オプションになる(実際は上位プランになる)ような完全クラウドの会計ソフトです。
サブスクを解除すると過去の記帳や確定申告の内容も見ることができなくなるのはフリー会計だけです。つまり、一度フリー会計を使い始めた、他社に乗り換えた後でも、サブスクに入り続けていなければならないということになります。それならばと、ずっとフリー会計を使ってしまうユーザーは「複数年を見据えたときの費用対効果」について再考が必要です。
おすすめはやよい会計
費用と機能を比較しても、やよい会計一択になるのが近年のクラウド会計です。
弥生会計はPCインストール版も動作がサクサクと軽く、PCのスペックを選びません。TKC会計と比べると雲泥の差です。
